小堀理のブログ

創作とエッセイ、またその断片

黒澤明作品の感想

『蜘蛛巣城』『生きる』『羅生門』『酔いどれ天使』『赤ひげ』を鑑賞した。​​モノクロが主流の時代であるので、2003年生まれの私からしたら非常に古めかしい。cgなど無い時代だろうから、撮影技術や小道具も今と比べればなんとも牧歌的である。それは、エロ…

マジでやばい夢 処刑

私の同僚である美香子ちゃんは少し仕事をサボっていたらちょっと来なさいと上司に言われた。上司はビルに囲われた中庭に美香子ちゃんを連れて行くと、中庭の広い空間に向かって敬礼した。美香子ちゃんはひどく狼狽えた。というのは、上司が敬礼した先には銃…

とある乱痴気騒ぎ

突然、弾けるような爆発音とともに興奮の叫び声が口々に発せられ、マリ子は思わず読書のために伏し目がちだったまぶたを上げた。 見ると、目の前に濃霧のような灰色の煙が立ちはだかり、男たちがその渦の中で熱狂している。ハッカ油を焦がしたような硝煙の匂…

アイヌの祭り「イオマンテ」がトラウマすぎる件。〜トラウマとは何か〜

アイヌの祭り「イオマンテ」がトラウマすぎる件を考察する。 ※この考察は創作である。だから裏付けはないし、SFだと思って読んでほしい。 はじめに、イオマンテとは イオマンテとは、アイヌの儀礼で、アイヌの人々の間で神の使いと考えられている熊の魂を神…